ここ最近、日本のみならず海外での助産師としての活躍を考えている方が多いといわれています。実際、世界中どこもかしこもが妊娠、出産、育児に関する知識が乏しく、設備がととのっていない場所が多いですから、他国とはいえこのように働きたいと申し出てくれる方がいるというのは助かります。そこで役立つのが留学。その中でも、助産師など向けに出来た看護留学を利用する方が多いようです。中には「えっ、看護留学って看護師だけじゃないの?」と思う方も多いようですが、看護師、准看護師、助産師、保健師はもちろんの事、放射線技師や作業療法士、理学療法士などの職業の方々も利用する事が可能です。

看護留学はいくつかのコースに分かれており、医療で使う英語を勉強する語学コース、実際に現地の病院を見学するコース、ワーキングホリデーコース、そして現地で看護師や助産師として働く為の資格、いわゆる国際○○師資格”取得するコースと、その行ってみたいと思う人の用途に合わせた留学方法を選ぶ事が出来ます。

留学する先は、オーストラリアやニュージーランド、そしてアメリカといった国が主になっています。
というのも、この3国を含む欧州・欧米諸国は特に看護師や助産師が不足している国といわれており、留学生であろうと猫の手も借りたいほどなのだといわれています。そこは日本も同じ事で、日本では中国やフィリピンなど東南アジアの留学生を受け入れています。現在はどこの国の医療もグローバル化が進んでいるので、受け入れる国には見境をつける事なく募集する他ないのかもしれません。特に、オーストラリアやニュージーランドは、助産師は特殊技術資格という名前がついており、スペシャリストとして認定されています。なので、オーストラリアやニュージーランドにて助産師として将来性を感じているのであれば、この資格を取得するというのは評価が高く、かなりいいかもしれないですね。敢えて問題をあげるならば、取得するのにかなりの時間を要するという事。日本で助産師資格を取得するにもかかるのですが、海外に行けば語学を勉強した上で、さらに海外での看護師資格を取得した上での取得となるのでその時点でプラス1年から1年半。さらに大学院に通い、1年半助産師についての勉強をします。
という事は全部で正味2から3年。しかも短くてですから、長ければ倍はかかると思っていた方がいいでしょう。
なので、時間はかかっても海外で働きたい!そういった勇気と持久力がある人にはオススメかもしれませんね。

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